ホームページ作成費用の相場は?格安で制作するには? ~見積もりフォームで依頼料金を計算!

目次

ホームページ作成費用の相場、格安で制作する方法

こちらの記事は「ホームページ作成費用の相場」や「格安で制作する方法」に加えて、実際に「見積もりフォーム」で細かく依頼料金を計算しながらお届けします。

以下のような悩みや要望を持った人に読んでもらえるとお役に立てると思います。

  • ホームページの費用や相場を知りたい!
  • どうやって作れば格安に作れるの?
  • ホームページ種類ごとの費用の目安を知りたい
  • 見積もりフォームで細かい要件ごとの費用知りたい

記事の途中で見積もりのための選択ボタンが出てくるので、ざっと読みながら選択肢を選んでいくだけで読み終わるころには見積もり金額が出ます
(左下の見積もり合計金額が変化していきます)

ぜひ最後までお付き合いください。

また、こちらの記事では主に「費用の相場と見積もり」について解説していますが、ホームページの作り方全般に関してはこちらに詳しくまとめてありますので、合わせて読んでいただければと思います。


この記事を監修・執筆した専門家

こんにちは!この記事を監修・執筆した斎藤はじめと申します。
私は現役のエンジニアで、普段はWebの開発案件などをメインに担当しています。
経歴としては誰もが知っている月間数千万人が利用するサービスの開発をしたり、今でも月間数百万人が訪問する規模のWebサイトの開発・運営を日々しております。サーバー・インフラ・フロント等どれでも担当可能です。最近はWordPressに関わることが多いです。

そんな私がプロの目で解説していきます!

見積もりフォームの使い方

まずは、実際の見積もりフォームをお見せしますが、いきなりだと、わからないことだらけだと思いますので気にする必要はありません。今はざっと眺めて読み飛ばして大丈夫です

その後の1つ1つ見積もり解説記事を読みながら、途中で出てくる選択肢を選んでいくと、このフォームに次々と反映するようになっています。

フォームの見積もり合計金額はページの左下に常に表示されています。

とにかく最初は金額を見ながらいろいろ選択ボタンを押してみてください!使っていくうちにイメージできると思います。

いったんこの見積もりフォーム↓は今は読み飛ばしてください。

基本料金
デザインページ
デザイン無しページ
ランディングページ
ロゴ
バナー
会員
EC
SEOコンサル
SEOコンテンツ

見積もりフォーム

【要素①】ホームページ作成を誰に頼む?

【要素②】デザインのクオリティへのこだわりは?

初期費用

【要素③】必要なページ数は?

デザインする必要のあるページの数は?

ページ単価

デザインページ単価

デザインが不要なページの数は?

デザイン無しページ単価

ランディングページの数は?

ランディングページ単価

【要素④】オリジナルの画像作成は?

ロゴ画像の作成は必要?

単価

ロゴ単価

作成が必要なバナー画像などの数は?

バナー単価

【要素⑤】会員管理の機能は?

会員管理機能は必要?セキュリティレベルは?
会員管理の独自機能はどれくらい必要?

会員管理機能価格

【要素⑥】決済・販売・予約管理の機能は?

決済・販売・予約管理の機能は必要?
決済・販売・予約管理の実装方法は?

販売機能価格

【要素⑦】SEO(検索上位表示)の対策は?

SEO対策のサポートは必要?
SEO対策のサポートはどれくらい必要?

SEOコンサル価格

SEOコンサル価格

新しく作ってもらうページ数は?

SEOページ単価

ホームページの種類ごとの作成費用相場のサンプル

まずは「どんなホームページを作るとどれくらいの費用がかかるのか?」をいくつかの具体的なホームページのサンプルで紹介します。

以下の表の金額部分をクリックすると見積もりフォームに反映されますので、詳細の説明を読みながら、細かい部分を調整していってください。

※幅が足りない場合は表が横スクロールします

作りたいホームページ例 条件 自分で作る フリーランス 中小制作会社 大手制作会社
士業のホームページ 名刺代わりのシンプルな紹介のみ 1万円未満 12万円 36万円 87万円
企業のコーポレートサイト パンフレット代わりのサイト。デザインにはそこそここだわった 1万円未満 33万円 105万円 170万円
ECサイトの機能がある町の洋菓子店 お店のメニューやイベントなどの紹介。かんたんな取り寄せ販売。 1万円未満 36万円 90万円 195万円
とにかく安く趣味のブログをはじめたい 自分で作業はできないので、とにかく安く頼みたい 1万円未満 5万円 22万円 63万円
アフィリエイトブログをはじめたい そこそこ見た目もちゃんとしているものを作りたい 1万円未満 12万円 32万円 80万円
最初から集客力のあるオウンドメディアを作る 最初から100記事で最初からSEO効果を狙ったメディアを本格的に立ち上げる。 1万円未満 203万円 375万円 720万円
町の病院・クリニックのホームページ ネット予約はないシンプルなページ 1万円未満 30万円 102万円 164万円
ヘアサロン・ネイルサロンのホームページ デザインもこだわり、店舗、メニュー、スタイル、スタッフの紹介、ASPでネット予約も対応。全て丸投げ 1万円未満 48万円 130万円 230万円
レストラン・カフェ・バーの店舗紹介 かんたんな店舗やメニューの紹介、ネット予約は対応なし。 1万円未満 14万円 38万円 90万円

【要素①】ホームページ作成を誰に頼む?

まずホームページの作成するにあたって、費用の変動が一番大きな選択が「誰が制作するのか?」です。
こちらは全ての見積もり項目に影響を与えます。

主に4パターンに分けます。

  • 自分で作る
  • フリーランスに依頼する
  • 中小制作会社に依頼する
  • 大手制作会社に依頼する

1つずつ説明していきます。

自分で作る

自分でホームページを作成するというパターンです。

自分で作る場合のメリット

最も大きなメリットとしては費用の安さ。かかる費用としては最も格安で作ることができます。

筆者おすすめの方法は、中長期を見据えて集客などの成果を出せるホームページにしたいなら「WordPress」、取り急ぎなら「ペライチ」がおすすめです。

ペライチかwordpressかで作った場合、相場としては初期費用で3000円程度、維持費で月に1000円~4000円の費用はかかります。

またドメイン代が1000円ほどかかることもあるでしょう。WordPressなどで長期契約する場合はキャンペーンで無料になることも多いです。

自分で作る場合のデメリット

ほとんど費用がかからない一方で、学習コストや作業時間にかなりの時間がかかるというのが最大のデメリットです。

特に世界のサイトの半数が採用しているというWordPressを使ってWebサイトを作る場合は膨大な学習コストがかかります。

フリーランスに依頼する

ホームページを自分で作成するのは無理そう…だけど「費用はあまりかけられないので格安で頼みたい!」という場合はフリーランス(個人事業主)に依頼するという選択肢もあります。

フリーランスに依頼するメリット

フリーランスに依頼するメリットは「自分の作業時間をおさえつつ、費用を安くおさえられる」ということです。

相場は数ページのWebサイトで10~30万円程度と制作会社よりも数分の一という格安な料金で依頼することができます。

フリーランスに依頼するデメリット

フリーランスに依頼するデメリットは「クオリティが低い確率が高いこと、出来る依頼の幅が少ない」ことでしょう。

全体としては制作会社に比べてデザインなども含むクオリティは低い傾向にあります。また、あまりにも格安(10万円未満)だとクオリティが低い確率が高くなります。

またフリーランスだと、完成後のサポートや運用保守を受け付けてない場合が多いなど注意点も多くあります。

個人でWebサイトを請け負うフリーランスの場合、デザイナーの場合が多く、システムやセキュリティ、SEOなどのマーケティングなどは不得意なことが多いです。

依頼者自身がそれを見抜くこともなかなか難しいので、要望が多岐に渡る場合などは注意しましょう。

中小制作会社に依頼する

ホームページに「ある程度費用はかけてもいいので、クオリティを重要視したい」という場合は、制作会社に依頼するのがよいでしょう。

中小制作会社に依頼するメリット

制作会社に依頼するメリットは「Webサイトとしての全体的なクオリティを担保できる(確率が高い)」ことでしょう。

フリーランスの場合とは違いチームで制作するので、様々な分野が得意な人材がスキルを持ち寄って制作します。担当のディレクターがクオリティのチェックなども行います。

ただ、筆者の知っている限り、レベルの低い業者も多く、特にリテラシーの低い初心者はトラブルにもなりやすいので複数業者との相談や相見積もりによる比較は絶対にやっておきましょう。

中小制作会社に依頼するデメリット

制作会社に依頼するデメリットは「価格の高さ」です。あくまで前述のフリーランスに比べた場合ですが、かかる料金相場は数倍になります。数ページのWebサイトでも30~100万円程度はかかるでしょう。

利益の上がっている法人ならともかく、これから事業を始める店舗や士業などにはつらい額の出費です。

大手制作会社に依頼する

ホームページを作る際に「お金はかかってもいい。クオリティを最優先したい!」という場合は、実績が多数ある大手の制作会社に依頼するのがよいでしょう。

料金は中小制作会社の数倍になることもありますが、サイトの企画、設計や戦略からSEO対策まで総合的に何でも依頼することもできます

相場としてはボリュームにもよりますが、相場は数ページのWebサイトでも100万円は超えてくるでしょう。

大手制作会社に依頼するメリット

多数実績のある大手制作会社に依頼するメリットは「クオリティの高さと対応の幅の広さ」です。

初期段階からしっかりヒアリングして企画・設計から丁寧に入ってもらえることが多く、実績のあるデザイナーが担当したり、アートディレクターが全体構成をチェックしてくれたりとクオリティを高めるために工数をかけてくれます。

ノウハウがそろった大きなチームでサイト制作をするので、相談、個別カスタマイズなどが多岐に渡っても対応してくれることが多いです。

SEOなどの設計もゼロからお任せして、素材の準備やコンテンツ記事の制作も任せたいなど、いろんな対応も安心して任せられるでしょう。

大手制作会社に依頼するデメリット

大手制作会社に依頼するデメリットは「高額な料金と納期の遅さ」でしょう。

その料金相場は通常の制作会社の数倍はします。100万円に満たない案件や無名な企業などは引き受けてもらえないこともあります。

納期に関してはかなり遅めで早くても数か月はかかります。これはクオリティを高めるのに工数をかけたり、大きな組織で制作することによります。

「誰に頼む」か選んでみましょう

では、ここまでの解説を踏まえてホームページを誰に頼むか選んでみてください。
(ここで選択すると見積もりフォーム側にも反映され、左下の合計額も変わります)

以上、4パターンの作り方を説明しましたが、詳細のメリットデメリットなど詳しくはこちらの記事で解説しています。

【要素②】デザインのクオリティへのこだわりは?

次に決めるのはホームページのデザインのクオリティです。当然クオリティを上げれば上げるほど、お金をかけることになりますので費用は高額になります。

こちらの選択は各種ページデザインの作成単価に影響があります。

以下4つに分類して、下に行くほどクオリティは高くなります。

  • こだわりはない。安さを優先(☆☆☆)
  • 多少は気にするが、テンプレでよい。(★☆☆)
  • こだわりたい。独自にデザインしたい。(★★☆)
  • 最高のクオリティを求めたい(★★★)

こだわりはない。安さを優先(☆☆☆)

1つ目は「デザインは気にしない」という場合。とにかく格安でホームページを作りたい場合はこちらを選びましょう。

選択の目安としてはこちら。

・使う画像やアイコンなどはフリー素材が中心
・フリーのテンプレートによるページのデザイン

多少は気にするが、テンプレでよい。(★☆☆)

2つ目は「デザインも多少は気にする」という場合。価格は押さえつつ、少しくらいはデザイン性にもこだわりたい場合はこちらを選びましょう。

・使う画像やアイコンなどフリー素材を使いつつ、一部有料素材も使う
・テンプレデザインを使いつつ、一部オリジナルデザインもあり

こだわりたい。独自にデザインしたい。(★★☆)

3つ目は「デザインはこだわりたい」場合です。

特にサイトを独自デザインにするかで大分価格が変わってきます。

・使う画像やアイコンなどは有料の素材が中心
・ほぼデザイナーのオリジナルデザインでページを制作

最高のクオリティを求めたい(★★★)

4つ目は「デザインには最高のクオリティを求めたい」という場合。デザインにどれだけ手間とお金をかけるかということです。

有名な企業にも負けないサイトを作りたい!という場合はこちらを選ぶとよいでしょう。

基準としては以下のような要件が該当します。

・使う画像やアイコンなどは有料の素材が中心
・完全にデザイナーのオリジナルデザインでページを制作
・必要に応じて取材や写真撮影もする
・実績のあるディレクターやデザイナーが担当

「デザインのクオリティ」を選択してみましょう

以下の4つの中からデザインのクオリティについて選んでみてください。
(ここで選択すると見積もりフォーム側にも反映され、左下の合計額も変わります)

【要素③】必要なページ数は?

ホームページに必要なページ数を決めます。

ページの種類としては次の3種類があり、それぞれのページ数を指定します。

  • 新しくデザインする必要のあるページ
  • 新たなデザインが不要なページ
  • ランディングページ

PCとスマホでは別料金になることもありますが、近年では片方だけということもあまり無いので、ここでは両方込みで計算しています。
1つ1つ見ていきましょう。

デザインする必要のあるページの数は?

まずは、デザインの必要なページの数を決めてください。ここでいうデザインの必要なページとは複雑でデザイナーの工数のかかるページのことです。

言い換えれば「テンプレやその他ページの流用でない、テキストや画像の入れ替えだけではないページ」のこと。具体的には以下に該当するようなページです。

・新しく配色を考える必要がある
・新しく配置やレイアウトを整える必要がある
・新しく画像の位置やサイズを調整する必要がある
・新しく表示ブロックなどを考え調整する必要がある

トップページやその直下のページなどは該当することが多いでしょう。

今は難しく考えずにだいたい想像で5ページくらいかな?程度で選んでみてください。

デザインが不要なページの数は?

今度はデザインが不要なページの数を決めます。

デザインが不要なページとは、テキストだけで構成されていたり、既存のレイアウトのテキストや画像の部品を入れ替えるだけでシンプルに制作できるページです。

例えば以下のような例が当てはまります。

・プライバシーポリシーや規約などのテキストだけのページ
・商品画像とテキストを入れ替えただけの商品ページ
・ブログやコラムなどの記事ページ

当然、単価もデザインページよりは大分抑えられるので、大量にページを増やしたい時などに使われます。

既に原稿が用意されているブログ記事の流し込みや機械的に作れる商品ページ、プライバシーポリシーや規約などがあてはまります。

デザインが不要なページの数を選んでください。

ランディングページの数は?

ランディングページの数も決めます。

ランディングページとは購入や資料請求などの目的のために、検索や広告から直接ユーザーが訪れるページのことです。

そのページの中で全てを説明して、目的の行動をとってもらう必要があるため1ページ内にぎゅっといろんな要素が詰まっているページです。

当然、画像やパーツの数は増え、手間もかかってくるので一番単価が高いページになります。

そんなランディングページが必要な数を選んでみてください。

【要素④】オリジナルの画像作成は?

次はサイト内で使うオリジナルの画像を作成が必要あるかどうか?を選択します。

最低限、サイトのロゴ画像や、トップページのヘッダーなどに使う画像を用意するとサイトの第一印象がガラッと変わってきます。

よほどのセンスと工夫がない限りは、サイトのデザインの良し悪しの印象はほとんどは写真や画像に左右されます。

ロゴ画像の作成は必要?

サイトのタイトルのロゴ画像を作成するかどうか?を選びます。

ロゴは画像で作成した方が、プロ感が出て見栄えします。テキストだと素人のブログ感が出てしまうことが多いです。

作成が必要なバナー画像などの数は?

次は必要なバナー画像などの数を選択しましょう。

トップのヘッダー画像や各ページの見出し画像(アイキャッチ画像)なども、できれば用意しておきたいところです。

予算の関係上、オリジナルでいくつも作成できない場合は、有料の画像素材を使うことで補うことも検討してみましょう。

【要素⑤】会員管理の機能は?

会員管理機能が必要かどうか?について説明します。

会員管理機能とは、ひとことで言えば「ログインできるサイト」を作るということです。会員だけに限定した情報やサービスを提供したい場合などに必要になってきます。

会員管理機能は必要?セキュリティレベルは?

「会員機能自体が必要かどうか?とそのセキュリティレベル」を以下より選択します。

  • 会員管理機能はいらない
  • いる。通常のセキュリティで作る
  • いる。高いセキュリティで作る(セキュリティ規格の認証等)

※後述の質問の中でECサイトのパッケージを導入する場合はログイン機能はそちらに含まれていますので、ここでは必要ありません

会員管理機能はいらない

ログインなどの会員機能が必要ない場合は「いらない」を選択してください。

いる。通常のセキュリティで作る

通常のセキュリティレベルでシステムを構築します。

特にセキュリティ規格の認証取得などは考えていない場合などはこちらでよいでしょう。

いる。高いセキュリティで作る(セキュリティ規格の認証等)

高いセキュリティで会員管理システムを構築し、個人情報などを保護します。

ISMSやPマークなどの企業向けの様々な情報セキュリティ規格の認証取得やセキュリティ監査などに対応できるレベルでシステムを構築します。情報の管理方法や暗号化、参照権限などはもちろん、運用方法にあわせた対応も必要になります。

このレベルのセキュリティでシステムを構築すると、相当な開発コストがかかりますので費用もそれだけ高額になります。セキュリティを強化するだけで、開発工数が数倍になってしまうというのは現場ではよくある話です。

会員管理機能はの要不要とセキュリティレベルを選んでください

会員管理機能はの要不要とセキュリティレベルの説明は以上です。次の選択肢から選んでみてください。

会員管理の独自機能はどれくらい必要?

次に選ぶのは「会員管理の独自機能はどれくらい必要か?」です。
(前の質問でいらない、を選択した場合は読み飛ばしてOKです)

会員管理システムの作り方としては方向性が大きく2つあります。

「既存のパッケージソフトウェアやプラグインなどの基本機能を利用してカスタマイズする方法」と「独自に開発する方法」。

当然、独自に開発すると費用がかかります。作りたいサービスが必要な機能数と費用に応じて選択していくことになります。

  • 既存パッケージの基本機能だけでよい
  • 既存パッケージの基本機能をスタマイズ
  • 独自機能を追加で開発する
  • 全て独自に開発する(フルスクラッチ)

既存パッケージの基本機能だけでよい

既存のパッケージソフトやプラグインの基本機能だけで済ませるパターン。費用は最も格安に抑えられます。

パッケージに含まれる基本機能とは以下のようなものです。

・ログイン、登録、プロフィール、パスワード変更などの基本ページ
・保存項目などもデフォルトで用意されている一般的な項目のみ(氏名、住所、メール)
・会員ランクやグループはない。会員か否かのみ。
・ログイン/非ログインによる記事コンテンツのだし分け

既存パッケージの基本機能をスタマイズ

次は既存パッケージの基本機能をカスタマイズする場合。

上記の基本機能に加えて画面デザインの変更や表示項目を足すなどの簡単なカスタマイズを想定しています。

独自機能を追加で開発する

今度はパッケージの基本機能は使いつつ、少し複雑な独自機能を開発する場合を想定。

例えば、会員グレードを設けて、自動でグレードが切り替わる機能や、グレードによるコンテンツのだし分け、お知らせメール送信などの機能が該当します。

全て独自に開発する(フルスクラッチ)

パッケージの基本機能は使わず、ゼロから全てフルカスタマイズするパターンです。

完全にオリジナルのシステムを構築することになるので、その開発費用は跳ね上がります。特に高セキュリティなシステムと組み合わせるとその費用は莫大なものになります。

会員管理の独自機能について選びましょう

会員管理の独自機能の追加についての解説は以上です。以下の選択肢の中から選んでみてください。

【要素⑥】決済・販売・予約管理の機能は?

次はECサイトや店舗運営にはかかせない「決済・販売・予約管理機能」についての選択です。

「決済」はオンラインでの支払い機能で、クレジットカードや銀行振込、コンビニ決済など様々あります。

「販売」はECサイトに必要な機能のことで商品管理、在庫管理、受注管理、顧客情報やカートや決済の機能などを指します。

「予約管理」はサロンやクリニックなどの予約時に使う予約受付、在庫管理、顧客管理や決済などの一連の機能のことです。

決済・販売・予約管理の機能は必要?

「決済・販売・予約管理の機能」の機能自体の要・不要を選択してください。

決済・販売・予約管理の実装方法は?

次に実装方法を以下の中から選択します。様々な方法があるので1つ1つ説明していきます。
(いらない、を選択した場合は読み飛ばしてOKです)

  • 決済機能のみ欲しい
  • モールに出店・ASPを利用
  • 既存パッケージなどでサイト内に実装
  • 全て独自に開発する(フルスクラッチ)

決済機能のみ欲しい

決済(支払い)機能だけで他の管理機能はいらないという場合はこちらを選択してください。

申し込みフォーム送信後に決済代行などの外部ページに飛ばして決済を完了させたい場合などが該当します。

モールに出店・ASPを利用

販売や予約の機能を外部サービスとして使う場合はこちらを選択します。

「モールに出店」は言わばショッピングモールのようなものでプラットフォーム型ともいわれます。簡単に言うとECサイトで言う「Amazonや楽天、Yahoo」のことで、単体の店舗が複数集まって集客までも管理されている形のサービスです。

ASPは機能の一部だけ外部サービスを利用する形のことで、例えば本サイト内の購入ボタンを押した後は外部サービスを使う場合です。ECサイトで言うとbaseやstoresなどが該当します。やりたいことにもよりますが、モール型をASPのように利用するなどのパターンも考えられます。

モールやASPの開設も含めて全てお願いすることもできますが、最近ではネットショップや予約サイトなどのプラットフォームやASPなどは初心者に使いやすいように作られていますので、この部分だけでも自分たちで作ってみることで費用はかなり抑えられます。

既存パッケージなどでサイト内に実装

「決済・販売・予約管理機能が外部ではなく自社サイト内に欲しい!でも価格は抑えたい」という場合はこちらを選択します。

既存のパッケージ商品(ソフトウェア)をベースにして開発することで、価格を抑えられますが、モールやASPに比べると価格は高額です。
当然、そのソフトウェアの仕様に縛りがあるのでやれることは限られてきますが、すべて同じドメインのサイト内で購入や予約まで全て完結できます。

全て独自に開発する(フルスクラッチ)

こちらは「決済・販売・予約管理機能」を全てゼロから開発する場合です。

全て自分たちの理想通りに作れる半面、その開発費も相当な金額になるでしょう。
規模が大きくなればなるほど、その額は簡単に数千万円になってしまいます。

【要素⑦】SEO(検索上位表示)の対策は?

SEO(検索上位表示)の対策について選んでいきましょう。

基本的にSEOというと細かいテクニックやコツのようなものが重要かのように語られますが、本質的にはただ1つです。

「ユーザーにちゃんと指示されているコンテンツがあるか?」

これだけです。

この重要さに比べれば、サイト内の構成やキーワードの数、ましてやタイトルの文字数などの重要度は取るに足らないものです。

SEO対策のサポートは必要?

サイトが狙ったキーワードで検索エンジンの検索結果の上位になるためには、人気のワードであればあるほど大変です。自分でやろうとすると、相当な学習時間や作業時間などの労力がかかります。それこそ数百~数千時間レベルでかかることでしょう。

初心者の場合、作ったサイトで短期的に本気で集客をしたいのであれば、「どんな方針と順番」でコンテンツを作っていけばいいか、くらいはプロに方向性のサポートをお願いした方がよいかもしれません。

SEO対策のサポートはどれくらい必要?

SEO対策のサポートはどれくらい必要か?のレベルを選択します。
(いらない、を選んだ人は読み飛ばしてください)

調査・分析・アドバイスのみでよい

1つ目は「調査・分析・アドバイスのみでよい」場合。

この価格帯で出来るのはかんたんなレポート+アドバイス程度のものですが、知識がゼロの場合は最初はこれだけでもずいぶん参考になるかもしれません。

ヒアリングや打ち合わせを通して、実際に狙ったキーワードの状況をプロが調査してくれたり、おすすめのキーワードを教えてくれたり、戦略のアドバイスをもらったりします。

目標に向けてサイトの企画・提案・指導まで

次は「目標に向けてサイトの企画・提案・指導まで」やってもらうパターン。

新しいサイトをどんな目的・構成で作っていけばよいか、きっちりヒアリングして提案してもらいながらゼロから一緒に考えてもらいます

既にサイトを持っている場合は、現状のサイトのSEOの状況や、ToDoリストなどによる指導も一覧にまとめてもらいます。

具体的なページ毎のキーワードの構成・設計まで

「具体的なページ毎のキーワードの構成・設計まで」やってもらうパターン。

これまでの調査や提案に加えて、もっと踏み込んで、どんなカテゴリ階層でどんなキーワードを含むコンテンツをどれくらいの量を作ればよいか具体的にまとめて設計してもらいます。

ページの見出しやリンク、内部対策・ライティング指示などの詳細まで

最後は「ページの見出しやリンク、内部対策・ライティング指示などの詳細まで」までやってもらう場合。

コンテンツの見出しの内容レベルまで考えてもらうので、完全な詳細設計図です。この設計図をそのままライターに渡せば記事を書いてもらえるという手前の状況までやってもらうイメージになります。

新しく作ってもらうページ数は?

SEOコンテンツ(記事)自体を書いてもらうこともできます。その場合のページ数を選択してください。

最近ではオンラインで記事の執筆を請け負っているフリーランスや会社も多く、企業が集客のためメディアを作る場合はこのような業者に発注していることが多いです。

ただ、専門的な内容になればなるほど単価が高額になったり、そもそも書き手の手配が出来ず発注が難しくなることもあります。

ページ数がわからない場合は「このキーワードで検索上位にしたいのだが、コンテンツ記事はどれくらい必要か?」と業者に相談してみましょう。

見積もりを終えて

さて、ここまで記事を読みながら選択をしていってくれた方は左下の見積もり合計額が出ていると思います。

選択した内容はフォームにも反映されていますので、金額感が合わない場合はまたフォームに戻って選択肢を調整しながら予算に合わせてみてください。

見積もりフォームに戻って調整する

【補足】運営保守費用について

このページの見積もりフォームの計算は初期費用を想定していますが、月々かかる運営保守費用についても触れておきます。

ホームページの運営保守費用とは?

一口に運営保守費用と言ってもお決まりの定義みたいなものはありません。

依頼した制作会社によって全く異なってきますが、一般的には以下サービスのうちいずれかが含まれるでしょう。
(別料金になる場合もあり)

・管理費
・問い合わせサポート
・サイトの編集・変更作業費
・レンタルサーバー代、ドメイン、SSL費、他
・サイトのアクセス解析月次レポート
・データのバックアップなど

初期費用の分割支払いのパターン

初期費用が月々の維持費に乗っかってくる支払いパターンもあります。

受注しやすいように初期の制作段階では格安で引き受ける代わりに、月々の運営維持費に上乗せして支払うパターンです。

これはサイトを持ち続ける限り割高な料金を支払い続けることになるので、当然ですが長期的にはほぼ損なことが多いと思います。きちんとシミュレーションして考えた上で発注するようにしましょう。

自分で運営保守をする場合の費用

自分運営保守をする場合の費用はレンタルサーバーやドメイン代くらいです。

アクセスが数万~数十万レベルの通常のサイトであれば年間でも2万円もあれば可能です。

フリーランスに運営保守を依頼する場合の費用

フリーランスに運営保守を依頼する場合の費用については注意が必要です。

そもそも運営保守の依頼を受け付けていない場合が非常に多いからです。もし受け付けている場合は数千円~2万円程度です。

何か有料での修正依頼などは可能だと思いますが、その場合は1件あたり数千円~1万円ほどの費用がかかります。

制作会社に運営保守を依頼する場合の費用

制作会社に運営保守を依頼する場合の費用については、どこまでやるか次第ですが、相場としては2~10万円ほどです。

また、別途SEOのコンサルなどの運営維持費は別途5~30万円ほどかかるのが相場です。

運営保守費用をできるだけ安く済ませるには?

運営保守費用をできるだけ安く済ませるにはどうしたらよいのでしょうか?

発注する時に「維持費を安くしたい」と正直に積極的に相談してみるとよいと思います。

実際の対策例としては
・維持費はかけたくないので、簡単な修正は自分でできるように最初からWordPressなどのCMSを使ってサイトを構築してもらう。
・自分たちでメンテナンスやアクセス解析ができるようマニュアルを用意してもらってレクチャーを受ける。

などが考えられます。

誠意ある会社ならばきっと協力的に提案してもらえるはずです。
もし、運営保守費用で稼ごうとする制作会社だった場合には、そもそも依頼を断られるかもしれませんが、それはミスマッチだったとおもってあきらめましょう。

自分たちのスキルや手間などを考慮しながらどこまでできるか検討してみましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!

ホームページの作り方の詳しい解説は、以下のページでしていますのでよろしければご覧ください。

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