【保存版】Googleアナリティクスを共有！複数ユーザーに権限付与する方法

2021年10月28日 2022年11月11日

サイト管理人

サイト・ブログを運営していると、一緒に運営する管理者や外部のパートナーなど複数人にサイトのデータを共有したいことが出てくることはないでしょうか？

Googleアナリティクスでは、サイトの管理者が複数人いたり、データを共有したいときに、メールアドレスを入れるだけで権限付与してデータ共有をすることが可能です。

この記事では、Googleアナリティクスの共有方法について解説していきます！

Googleアナリティクス（Analytics）とは？

Googleアナリティクスは、Webサイトのアクセス状況を解析するGoogleの無料ツールです。正しい設定ができれば、非常に価値のあるツールとなります。

Googleアナリティクスは、Webサイトにどれくらいの人が来たのかや、来たユーザーがどんな人なのか、どのページを見たのかなどを分析することができます。

これによって、サイトの改善をすることができるようになるため、多くの企業・サイトで利用されています。料金は無料のため、サイトを作った際には必ず入れておきましょう。

設定には、Googleアカウントが必要です。広告アカウントとして利用したいGoogleアカウントがまだ発行できていない方は、まずはGoogle Workspaceの開設から始めましょう。

【完全版】Google Workspaceの使い方を解説！アカウント作成～Gメール設定

https://tart.co.jp/google-workspace-setting

タルト株式会社

Googleアナリティクスの共有範囲は？

アナリティクスは、階層がアカウント、プロパティ、ビューと分かれています。アカウントの上の概念として組織もありますが、ここでは説明を省きます。

共有は、この階層毎に権限付与することができ、データを閲覧、編集、削除できるようになります。

アカウント（Googleアナリティクスアカウント）

こちらは、サービスや会社毎に使われることが多い階層です。

アカウントに属するすべてのプロパティー、ビューの権限をコントロールできます。

プロパティ

プロパティは、1つのサイト・ドメイン毎に使われる階層です。

アクセスデータはプロパティごとに収集されるため、通常は1つのWebサイト毎に対して1つのプロパティを設定することが多いです。

ビュー

ビューは、実際にレポート表示される階層です。

レポートに関する設定（フィルタ設定や目標設定など）を行うことができます。

上位階層の権限はそのまま下位階層に引き継がれ、下位階層で設定した権限は上位階層に優先することになります。

Googleアナリティクスの権限付与のやり方

ここからは、アカウントの権限付与のやり方を解説していきます！

権限付与するには、Googleアカウントに利用しているメールアドレスが必要です。準備しておいてください。

アナリティクスの画面左下にある「管理」をクリックします。

次に、「ユーザーの管理」をクリックします。

もし、アカウント毎ではなく、プロパティやビューだけに権限を付与したい場合は、「プロパティのアクセス権限」「ビューのアクセス権限」を選択すれば、範囲を選ぶことができます。

画面の右上の「＋」をクリックして、「ユーザーの追加」を選択します。

権限を付与するメールアドレスを入力し、どこまで権限を与えるかを選んで、右上の「追加」をクリックします。

役割については、過不足なく共有できる役割を選べればＯＫです。

役割	できること
管理者	アカウントのすべてが管理できる権限です。ユーザー追加ができるのは管理者のみです。
編集者	ユーザー追加以外、アカウントのすべての設定ができる権限です。
アナリスト	与えられたデータの編集ができる権限です。目標設定やレポートの編集などができます。
閲覧者	一切の編集はできないですが、レポートを閲覧することだけできます。