【ASP広告提携審査】広告主が教える!申請が却下される7つの理由と通過するコツ
・アフィリエイトの提携に落とされてしまった!
・ASPの広告提携に一度落ちたらもうダメなの?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
広告主が提携承認しない限りアフィリエイトを始められないことを考えると「広告プログラムの提携」の基準や審査方法について理解しておくことが必要です。
私はアフィリエイトで稼いでいますが、
本業は広告代理店でwebマーケティングが専門で、アフィリエイトの「広告主」としての仕事もしています。
この記事ではその視点も含めて解説していきます!
実際にアフィリエイト広告でメディアの提携審査をしており、何千ものブログやメディアを見てきました。
広告主の立場で、「どんなメディアなら提携審査を通過するか?」「提携却下する理由はなにか?」をお伝えしていきます。
この記事では、
前半では広告審査で却下される【7つの理由】について、
後半では広告審査で通過されるためにやることを解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
ASPの広告提携審査とは?審査が必要な理由は?
広告提携審査とは、ASPの審査とは別で、ASPに登録している「広告主」が、提携するメディアを審査することです。
ASPの審査基準とは別で、広告主毎に審査が発生します。
また、中には「即時提携」といって、広告主の提携の審査がない場合もあります。
これは広告主がASP毎に決めていますが、メディアが集まりにくい小規模の会社の方が「即時提携」のことが多いです。
そもそもなぜ広告提携審査が必要かというと、広告主側がトラブルを回避できるようにするためです。
広告主としても、提携審査は1つ1つ見ないといけないため大変なので、本当はなくて越したことはありません。
それでもあえて審査をするのは、有象無象のメディアに広告を出さない方が良い理由があるからです。
具体的に広告主が考えていることは、「信用」と「効率」の2つの観点です。
- 【信用】→ブランドイメージを守るため、広告を出す場所を選びたい
- 【効率】→不正を避け、成果が発生するメディアに絞りたい
2つを説明していきます。
【信用】ブランドイメージを守るため、広告を出す場所を選びたい
アフィリエイトの広告主は、通常、一般ユーザーや法人に対してサービスを提供している会社で、サービスを広報することが目的です。
サービスの広報をしようとするとき大事なのは、お客さんからの見え方。
どんな場所で紹介されているか?という見え方は、サービスのイメージにも関わります。
例えば、自社サービスの真実ではない悪口が大量に書かれたサイトに掲載されていたらどうでしょうか?
そういうサイトには載せたくないと考えられても仕方ありません。
不必要なトラブルは起こしたくないし、社内でNGが出る可能性があるサイトを許可することはできません。。
【効率】不正を避け、成果が発生するメディアに絞りたい
広告主の仕事は、
・提携の審査をすること
・成果を承認すること
・成果を上げてもらえるように施策を考えること
の3つです。
この中でできるだけ楽にしたいのは、毎月起こる「成果を承認すること」です。
中には本人NGなのに本人申込があったり、
実際にはない申込が成果として上がってきていたりして、
正直に言えば、不正との闘いです。
だから前提として、不正をできるだけ避けたいと強く思っています。
本当に迷惑なので、不正は絶対にやめましょう・・・!!
ここで少し考えてみていただきたいことがあります。
アフィリエイトの提携メディアの中で、成果報酬が発生するのは何件位だと思いますか?
あくまで私の経験なので、全ての広告主に共通することではありませんが、
実は、1,000のメディアと提携しているとしたら、成果が発生するのは50~100メディア程度です。
また、そのうち成果報酬の8割は、たった10メディアに支払っているような状況です。
※もちろん時期や施策によって変わってきます。
つまり、提携するメディアのうち、実際に広告主が成果報酬を支払っているのはたった0.1%程度なんです。
そして、その成果が出ないメディアから不正は生まれるのです。。。
きつい言い方をすれば、大半は成果が出ない可能性が高いし、不正が起こる可能性もあるため、「パッと見ても成果が出ないだろうな」と思うメディアと提携するメリットはないんです。
ASPの広告提携審査で却下される7つの理由
かなりシビアな言い方をしてしまいましたが、実は想像以上にかなり幅広いメディアから提携申請がきます。
きちんと運営しているメディアからすると考えられないこともたくさんあります。(笑)
却下される理由を一つ一つ見ていきましょう。
- ブログが存在しない
- 表示が遅い
- 記事が少ない
- 長い間更新されていない
- テーマが全く違う
- 無料ブログで作られている
- 記事内容がネガティブ・否定的
一つずつ説明していきます。
①ブログが存在しない
信じがたいのですが、アフィリエイトの審査をしようとメディアをチェックすると、そもそも存在しないブログを申請する人がいるんです。
具体的には、404エラーになっていたりして、リンク切れを起こしていることがあります。
この場合、もちろん審査ができないため、却下されてしまいます。
一体この際どんなメディアになるか分からないので、リスクだと判断されるからです。
リンク切れなどでエラーになっていないか確認しましょう!
②記事が少ない
記事が少ない場合も、審査ができないため却下することが多いです。
記事が1個しかない、場合によっては1つもない、
中には、WordPressをインストールした初期状態のままになっているブログもあったりします・・・!
これではどんなメディアなのか分からないため、判断ができません。
こちらも今後どんな内容のメディアになるか分からないので、リスクだと考えられてしまいます。
どんなに少なくとも3記事は書くようにしましょう!
③表示が遅い
ブログの表示が遅く、10秒待っても表示されないようなこともあります。
審査は日々数十件以上行うので、あまり時間をかけていられません。
そのため、あまりに時間がかかる場合は成果も出ないだろうということで却下してしまいます。
表示速度が著しく遅くないか、確認しておきましょう!
④長い間更新されていない
長い間更新されていない場合も、却下することがあります。
なぜなら、この後更新されない=掲載されないのではないか?と考えられるからです。
究極的には、成果を出してくれるメディアだけ提携できればいいと広告主としては思っています。
「成果を出してくれそう」というのを判断するのは難しいですが、直近で更新されていれば、自社のサービスについてももっと書いてもらえるかもと思えます。
そのため、少なくとも直近1,2ヵ月以内に更新された記事があってほしいです。
⑤テーマが全く違う
広告主の商材とテーマが全く違うブログの場合も、やはり却下する場合があります。
なぜなら、「うちのサービス紹介してもらえないのでは?」と考えられるからです。
具体的には、20代の主婦向けのブログに、男性の育毛剤を訴求してもおそらくターゲットはいないでしょう。
同じように相性が合わないサイトに掲載してもらうことは、成果につながりづらいと考えてしまいます。
そのため、テーマが全く違うサイトは許可しづらいのです。
掲載して成果が出るイメージを持ってもらえるようにしましょう!
⑥無料ブログで作られている
アメブロなどの無料ブログの場合も、あえて承認することはしないです。
なぜなら、やはり成果が出るメディアになりづらいからです。
広告主として多くのメディアを見て、成果承認などを行っていると、ある程度どんなメディアから成果が上がりやすいかが分かっています。
その中に無料ブログはほとんど入ってきません。本当にアフィリエイトで紹介してくれる人は、ほぼ必ずWordPressで作られたサイトです。
そのため、アフィリエイトで成果を出そうとしている方は、WordPress一択です!
どうやって作るかは、こちらの記事を見てください!
⑦記事内容がネガティブ・否定的
内容がネガティブ・否定的な記事が多いサイトも、却下する場合があります。
理由は、「自社のサービスも悪く書かれてしまうのではないか?」と懸念するからです。
もちろん悪いところがあるのなら、率直に書いてもらうことは構いませんが、あえて悪く書かれるメディアを増やしたいとは広告主は考えません。
率直に書くことは問題ないですが、ネガティブ・否定的な書き方に偏るのは、承認されにくいと考えた方が良いと思います。
「却下される理由」について一気にお伝えしてきました。
ここまでで、広告主がどんなことを気にしているか、なんとなくわかって頂けたのではないでしょうか?
ここからは、具体的にどのようにしたら通過するか?を紹介していきます!
ASPの広告提携審査を通過するためにやること
まず前提として、A8ネットなど審査がなくてもはじめられるASPもありますが、広告の提携審査を考えると、アフィリエイトブログを一定程度育てておく必要があります。
「ここまでいけば、たいていのASPへ登録はできる」という基準を初期目標としてまとめてみました。
- 各ASPの規約を守っている(基本、18歳以上・アダルト禁止)
- 無料ブログではない(アメブロやnoteはNG)
- 5記事以上ある
- 1記事1000文字以上ある
- 著作権違反などしていない
ということで、まずは1000文字以上の記事を5本書きましょう!
その上で、登録難易度が低いところから登録していくと良いと思います。
詳しいアフィリエイトの審査基準については、こちらの記事で確認してください。
上記のように、そもそも却下されるようなことに気を付けた上で、提携審査を申請する前にやった方が良いオススメの内容を3つ紹介します。
- 関連する対象記事を書く
- 定期的に記事の更新をしておく
- ネガティブなマイナス表現は使わない
ひとつずつ紹介していきます。
定期的に記事の更新をしておく
定期的に記事が更新されていることは、メディアをしっかり運営している証拠でもあります。
きちんと書いてくれそうだと期待できるため、広告主としても承認しやすいです!
ネガティブな否定的な表現は使わない
正直に書くことは良いのですが、必要以上にネガティブな表現が多いのは避けた方が良いです。
広告主にとってリスクを感じさせることになるからです。
「悪口を言う人と付き合いたくない…」みたいな感覚に近いかもしれません。
関連する対象記事を書く
最も非効率ですが、確率を上げるには最適な方法は、「先に紹介する記事を書いておくこと」です。
なぜなら、広告主がその記事を見た時に「こんな風に紹介してくれるのか!」と一発で分かるからです。
近しいテーマの記事があるか調べたりすることもありますが、トップページから目につきやすいところにあれば、とてもありがたいです。
すでにきちんと紹介してくれている記事があれば、他に懸念点がなければ承認する確率はぐっと上がります!
かなり媚を売る感じになりますが、、どうしても通したい場合はかなりおすすめです。
ASPの広告提携審査に却下されたら?
提携審査に落ちた場合、上記のような対策をしたうえで、再審査することをおすすめします。
具体的な進め方をお伝えします。
ただし、テーマが違う場合などはどうしても難しい可能性もありますので、その前提で読んでください。
- 同じASPのプログラムに再審査の申請
- 別のASPで同じプログラムがないか調べて申請
まずは、①同じASPのプログラムに再審査の申請をしましょう。
対策ができていれば、合格する可能性も十分にあります。
もし同じASPでも落ちた場合、②別のASPで同じプログラムがないか調べて、申請してみてください。
一部の広告主では、複数のASPに掲載していることがあります。
私は、広告主として同じサービスを4つのASPに掲載しています。
ASPは、それぞれ登録時点の審査の難易度が違うため、広告主としても対応を変えていることがあります。
場合によっては、登録難易度の高いASPであれば、広告主の提携承認の難易度が低い可能性があるということです。
ぜひ複数のASPに登録して、比較してみてください。
初心者の方がまず登録するとしたら、
・A8ネット
・もしもアフィリエイト
・バリューコマース
がおすすめです!
まとめ
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この記事がみなさまのアフィリエイトを始めるお役に立てれば幸いです。
アフィリエイトサービス | A8ネット | もしもアフィリエイト | バリューコマース | アクセストレード | afb(アフィビー) | リンクシェア | TGアフィリエイト | 楽天アフィリエイト | Amazonアソシエイト | Appleアフィリエイト | Googleアドセンス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイプ | ASP | ASP | ASP | ASP | ASP | ASP | ASP | アフィリエイトプログラム | アフィリエイトプログラム | アフィリエイトプログラム | クリック課金 |
運営会社 | 株式会社ファンコミュニケーションズ | 株式会社もしも |
バリューコマース株式会社 (Yahoo子会社) |
株式会社インタースペース | 株式会社フォーイット |
リンクシェア・ジャパン株式会社 (楽天子会社) |
リンクシェア・ジャパン株式会社 (楽天子会社) |
楽天株式会社 | Amazon | Apple | |
対象年齢 | 18歳以上 | 年齢制限なし | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 |
アダルト | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 | 禁止 |
無料ブログ | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 |
SNS | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 |
審査基準 | ・サイト不要 |
・サイトがある ・5記事以上ある ・著作権などを侵害せずに健全な記事となっている |
・10記事以上ある ・1記事1000文字以上ある ・問い合わせフォーム・プロフィールページがある ・プライバシーポリシー、免責事項を掲載する |
・5記事以上ある ・1記事1000文字以上ある |
・2,3記事以上ある ・1記事1000文字以上ある ・問い合わせフォーム・プロフィールページを作る |
・サイトがある ・3記事以上ある(あいさつ程度だけの記事はNG) ・他サイトの模倣やなりすましなどしていない ・著作権・知的所有権違反をしていない |
・サイトがある ・3記事以上ある(あいさつ程度だけの記事はNG) ・他サイトの模倣やなりすましなどしていない ・著作権・知的所有権違反をしていない |
・サイトがある (法人の場合) ・収益が見込めるサイトか? ※別途審査 →落ちた場合はTG・もしもで利用 |
※掲載後180日以内に3件以上の販売実績が条件として審査開始 Amazonアソシエイト規約を守っている 独自ドメインのブログを作成する 10記事以上ある 1記事文字数2000文字以上ある 問い合わせフォーム・プロフィールページを作る プライバシーポリシー、免責事項を掲載する 月間PV500PV以上 サイトに一貫性を持たせる |
Apple関連製品に関連する情報が大半を占めているサイト |
・独自ドメインを取得する ・2~3か月以上の運用期間 ・記事数20記事以上(ユーザーにとって役立つ記事であること必須) ・文字数2000~3000文字以上 ・サイトに独自性をもたせる ・月間PV3,000PV以上 ・問い合わせフォーム・プロフィールページを作る ・プライバシーポリシー、免責事項を掲載する |
審査期間 | 即時 | 数時間~1営業日 | 1~3営業日 | 1~3営業日 | 数時間~1営業日 | 1~2営業日 | 1~2営業日 | 審査なし | 掲載後180日以内に3件以上の販売実績が条件として審査開始 | 1~4週間(まれに数か月かかる) | 1~4週間(まれに数か月かかる) |