ホームページって本当に必要なの?メリットとデメリット
ホームページって本当にいるの?その必要性は?
今やビジネス上では必ず必要とされている「ホームページ」て本当に必要なのでしょうか?
いきなりですが、結論としてはほとんどのケースでは「絶対に必要」です。
私の知り合いでも次のような方が多いです。
- あった方がいいとは思っている
- いつか作ろうとは思っている
- 誰に頼んでよいかわからずズルズル作らずにいる
薄々、必要とは頭ではわかっていても作るに至ってない方が多い印象です。
この記事はそんな方々にもぜひ読んで欲しい内容になっています。
その必要性やメリット・デメリットと共に、ホームページがないままビジネスを進めるとどんな事が起きてしまうのか?などを詳しく解説していきます。
ホームページを作るメリット・デメリット
まずは箇条書きでメリット・デメリットを上げますが、くわしく説明していかないと抽象的にピンとこないと思いますので、まずはさらっと目を通すだけで大丈夫です。
ホームページを作るメリット
- 信用・信頼・ブランド力を担保する
- 集客や販売の手段として使える
- 365日24時間世界中に営業できる
- 採用をしやすくする
- 営業やサポートなどのコストを抑える
- 何でもできる自由度
ホームページを作るデメリット
- 作成・運用の手間や費用
実際にホームページがないと何が起きる?
では、実際にホームページがあるのと、ないのではどんな違いがあるのでしょうか?1つ1つ詳しくみて行きましょう。
- ①自社の信頼・信用・ブランド力が低下する
- ②集客力や営業力で競合他社に負ける
- ③無駄な人的コストがかかる
- ④求人応募が来ない
- ⑤やりたいことが自由にできない
①自社の信頼・信用・ブランド力が低下する
まず、一番大きいのは人間の心理的な部分、ビジネス上の「信頼・信用・ブランド力」が低下してしまうことです。この信頼・信用によるデメリットが半分を占めるといってよいくらい、広範囲に大きく損害が出る部分だと思います。
でも、ここが理解できない人が一番多い部分でもあります。次のように思う方も少なくないでしょう。
「そんな信頼とかブランドとか計測もできない非論理的な理由でホームページなんて作ってられないよ」
でもよく考えてみて下さい。例えば、あなたが初めて広告で見かけた商品に興味を持ったとします。その商品を検索して公式サイトがなかったら、その商品を買うでしょうか?
ましてや初見の高額商品ならなかなか買えないでしょう。
現代ではホームページはお店の看板でもあるのです。
②集客力や営業力で競合他社に負ける
次に大きいのがそもそも集客力や営業力で競合他社に負けてしまうことです。
一番の見込み顧客を逃す
あなたのビジネス上で最も確約率が高いのは「認知した上で訪れてくれる人」。
社名や商品名で検索(指名検索)して訪れたり、広告や口コミなどから訪れたりする人です。
次に高いのが、あなたのビジネス関連するものを自らリサーチや探し物をしている人たちです。自然検索や検索広告などが効果が高いのはそのためです。
もし、ホームページがあれば、その人達にいつでもその商品をきちんと営業してビジネスチャンスにつなげることができます。ホームページが無いということはその一番の見込み客をみすみす逃してビジネス化する可能性自体をゼロにしていることになります。
営業時間自体も4倍以上の差で負ける
ホームページを持っているということは365日24時間働くことのできる受付&営業&販売の担当がいるようなものです。
また、上記見込み客が検索したりしてサイトを訪れるのは実店舗や営業所の営業時間外が多いことが大半なのです。
1日8時間営業で週2休みの事業でホームページをもっていない場合、ホームページがある会社に比べて4倍以上の時間窓口を開けている時間が少ないことになります。
ホームページ持っている | ホームページ持っていない | |
---|---|---|
営業時間 | 365日x24時間=8760時間 | (365日-52週×2日)x8時間=2088時間 |
現代においてどんな事業であろうと人間の代わりにコンピューターに働いてもらうという考え方は非常に重要です。
このように大きく2つの理由でホームページを持っている方が有利と言えます。
- 一番の見込み顧客の可能性をゼロにしてしまう
- 単純に営業時間でも数倍の差で負ける
ホームページがあるのとないのでは継続的に事業を続けた場合、かなりの差が開いてしまう事になるでしょう。
③無駄な人的コストがかかる
ホームページがあることで人的コストの節約にもつながります。
営業や受付、電話応対、問い合わせをホームページに代用させることで人件費何十万円節約することだって出来るでしょう。複雑な業務やその量が多ければその効果はさらに絶大なものになります。
④求人応募が来ない
ホームページがないと採用が出来ない(しにくい)という大きな問題もあります。
たとえ求人サイトなどに広告を出したとしても、ホームページも持ってない企業や店舗に応募なんかしたくないという求職者がとても多いようです。
例えばあなたがアルバイトに応募しようとした時に連絡先に住所もなく、携帯番号だけが書いてあった場合、少し怪しいと思って躊躇してしまいませんか?
ホームページとは「ビジネス上の住所や固定電話のような、ちょっとした信用の証明」のような存在なんだと思います。ちゃんとした企業なら当然持っているはずだと思われているのです。
⑤やりたいことが自由にできない
ちょっと抽象的な表現になってしまったのですが、ホームページを持たないことによる「やりたいことが自由にできない」という悩みもよく聞きます。
ビジネス上、日々やりたいことや顧客に伝えたいことは出てきます。ホームページではなく既存のプラットフォーム上やSNS上だと制約が多すぎて実現できない事が多いのです。
- 使用できる文字数や画像数が少ない
- レイアウトの自由度が無い。掲載スペースが無い
- 表現内容の規制(使えない単語規制が多い)
- そもそもリンクが貼れない、直接売ることが出来ない
などいろいろと制約がありすぎて、やりたいことが出来ない、伝えたいことが伝わらない、ということが多くあります。
例えば飲食店の例で言うと、クリスマスに向けての新メニューをいくつか紹介したいとします。
紹介だけなら当然SNSで出来ます。でも複数メニューの概要など、まとめて紹介するには詰め込める情報量が少なく、時間がたつと投稿は流れてしまい誰にも見てもらえなくなります。一方、食べログではそのような紹介をするまとまったスペースは用意されていません。
ホームページがあればその新メニュー特集ページをSNSに投稿したりプラットフォームから誘導したりすればよいのです。ホームページが無いと他のサービスの制約に合わせる都合上、やりたいことが自由に出来ないことが多いのです。
ホームページさえあれば何でも自由に構築して、ビジネスを進めることができます。
SNSや既存のプラットフォームじゃダメですか?
ホームページが無くてもビジネス的には成り立つので、こんな意見もありそうです。
- 「インスタやFacebookなどのSNSで十分」
- 「LINE公式アカウントだけじゃダメ?」
- 「Amazonや食べログ、ホットペッパービューティなどのプラットフォームで充分に集客できるけど?」
LINE公式アカウントやAmazonでも怪しい業者はたくさんいるので、結局公式サイトが存在しない高額商品は信用を得られにくいです。
SNSがダメだとかそういう話ではなく、SNSなどと既存ビジネスの相性を考えながらホームページと組み合わせる必要があるのです。
ホームページは長期運用が大事
ホームページ作成後は日々少しずつ改善、ブログ記事のアップなどの運用を行っていきましょう。
そしてホームページの価値は運用する時間が長ければ長いほど高まっていきます。それは少し投資に似ているかもしれません。
長い時間をかけて運営していれば、不特定多数のユーザーがあなたのホームページにリンクを貼ってくれることでしょう。その他、たまたま何か大きなメディアで紹介されたり、たまたま商品がSNS上でバズって話題になったり。
そんな日々築き上げた努力や偶然が積み重なり、検索エンジンやGoogle Map上での評価などが上がるのです。短期間ではたとえいくら話題になってもあまり効果はなく、継続的に不特定多数から価値を認められている結果が評価につながります。
これを外のプラットフォーム上でやっていたら何にも資産になりません。ただ日々プラットフォームにその資産を奪われ続けているだけです。その場しのぎの集客と引き換えに本来あったはずの資産化をドブに捨てている状態と言えます。必ずホームページとプラットフォームの両方を上手に使いましょう。
数年ズルズルと作ってないとしたら、本当に本当にもったいないです。
ホームページを作る方法や費用について
ホームページの作り方や費用に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?ホームページを作る意義が少しでも伝われば幸いです。
- ホームページは必須
- 既存のSNS、プラットフォームと組み合わせる
- 長期的に運用する
ホームページ作り、ぜひ頑張ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。